イギリス国内の祝日は「バンクホリデー」と呼ばれ、日本の祝日に相当する制度の一つです(クリスマスなどもあるため)。
「バンク(Bank)」と聞くと、「銀行」が思い浮かぶかと思います。その名のとおり、これらの日にはイギリス国内で伝統的に銀行が休業してきました。この制度は、元々銀行家であり政治家でもあったジョン・ラボック卿(後のエイブベリー卿)によって、1871年のバンクホリデー法により制定されました。現在では、オンライン取引や一部の業務は通常どおり行われています。ちなみに、ロンドンにある地下鉄の駅「Bank」は、銀行が多数存在していた地域であることに由来しています。
イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドの祝日
| 1月1日(木) | 元日 New Year’s Day | イングランド ウェールズ 北アイルランド スコットランド |
| 1月2日(金) | New Year Holiday (2 January holiday) | スコットランド |
| 3月17日(火) | St Patrick’s Day 聖パトリックの日 (聖パトリック:北アイルランドの守護聖人) | 北アイルランド |
| 4月3日(金) | グッド・フライデー (復活祭2日前) Good Friday | イングランド ウェールズ 北アイルランド スコットランド |
| 4月5日(日) | イースター・サンデー (復活祭) Easter Sunday | 北アイルランド(※他地域では法定祝日ではない) ちなみに4月4日(土)は普通の日 |
| 4月6日(月) | イースター・マンデー (復活祭翌日) Easter Monday | イングランド ウェールズ 北アイルランド |
| 5月4日(月) | Early May bank holiday アーリー・メイ・バンクホリデー(May Day:メーデー) (5月第1月曜日) | イングランド ウェールズ 北アイルランド スコットランド |
| 5月25日(月) | Spring bank holiday スプリング・バンク・ホリデー (5月最終月曜日) | イングランド ウェールズ 北アイルランド スコットランド |
| 7月12日(日) | Battle of the Boyne / Orangemen’s Day ボイン川の戦い記念日/オレンジマンの日 | 北アイルランド(2026年は日曜日のため、振替休日が設定される可能性あり) |
| 8月3日(月) | Summer bank holiday (8月第1月曜日) | スコットランド |
| 8月31日(月) | Summer bank holiday (8月最終月曜日) | イングランド ウェールズ 北アイルランド |
| 11月30日(月) | St Andrew’s Day 聖アンドリューの日 | スコットランド |
| 12月25日(金) | Christmas Day クリスマス | イングランド ウェールズ 北アイルランド スコットランド |
| 12月28日(月) | Boxing Day ボクシングデー (クリスマスの翌日) ※2026年は12月26日が土曜日のため振替休日 | イングランド ウェールズ 北アイルランド スコットランド |
2026年の夏時間(サマータイム)と冬時間
サマータイム(夏時間)とは、自然光の時間帯と人間の活動パターンを一致させ、夏季の夕方により長い日照時間を確保するための制度です。一般にデイライト・セービング・タイム(Daylight Saving Time)とも呼ばれます。
イギリスでは、サマータイムは原則として「3月最終日曜日に開始」し、「10月最終日曜日に終了」します。
| 3月29日(日) | 英国夏時間(BST:British Summer Time)開始 午前1時に時計が1時間進み、午前2時(BST)になります。 |
| 110月25日(日) | グリニッジ標準時(GMT:Greenwich Mean Time)に戻る(冬時間) 午前2時に時計が1時間戻り、午前1時(GMT)になります。 |
詳しくは、イギリス政府公式サイト(GOV.UK)確認してください。
夏時間は、自然光の時間帯と人間の活動パターンを一致させることで、日照時間を有効に活用できる、文化的かつ実用的な制度とされています。
スマホ、タブレット、ラップトップのような多くの端末では自動的に時間が調整されますが、アナログ時計は自分で調整しないといけません。アナログ時計などの調整は就寝前に行う人が多いです(3月なら時計を1時間進め、10月は1時間戻します)。人によっては、切り替わった翌日に1時間の時差があるような気分になるかも笑。
今は誰でもスマホを持っているので、いつでも正しい時間を確認できますが、昔のアナログ時代には、時計の調整を忘れる人が一部いたことも容易に想像できます。
おわりに
私がイギリスに住み始めた頃は、夏時間/冬時間の時計の調整だけでなく、夏には夜の10時ぐらいまで外が明るいことなど、色々と面白いと感じました。
ちなみに、スマートフォンなどでは、3月には(夏時間開始時)午前0時59分59秒(GMT)の次の瞬間に「午前2時00分00秒(BST)」に変わり(午前1時台が存在しない形)、10月には(夏時間終了時)午前1時59分59秒(BST)の次の瞬間に「午前1時00分00秒(GMT)」に戻ります。暇な人は試しにその瞬間を見てみてください笑。私はどちらも見たことがあります笑。




