イギリスで日本書籍を入手なら、honto(旧bk1:ビーケーワン)が安心

イギリスでの生活では、文化や美しい風景を満喫しながらも、たまには日本の本に触れる時間も持ちたいものです。
小説だけでなく、漫画や雑誌を読んでリラックスしたり、イギリスについて書かれたエッセイを通して知識を深めたりすれば、海外での暮らしが一層豊かになると思います。

目次

イギリスで日本の本を入手する

ロンドンにある書店でも日本の書籍は手に入りますが、結構高いです。

12年くらい前、「オリエンタルシティ」というショッピングモールがあり、その中の日本の書店で経済の辞書を購入したことがあります。なんと「140ポンド」もしました。
必要だったので買いましたが、日本での定価は3,000円。なかなかショックでした(涙)。

イギリスで日本の書籍を購入するとなると、為替や輸送費、輸入税の影響で割高になるのはやむを得ないところです。そのため、日本の書籍は日本から直接取り寄せるのがおすすめです。まとまった冊数を購入すれば、一冊あたりのコストを抑えることもできます。

おすすめでイチオシのオンライン書店

私がいつも利用しているのは、「ハイブリッド型総合書店 honto」です。「honto」は、かつては「bk1(ビーケーワン)」という名前で運営されていたオンライン書店です。

配送方法としては、

  • 船便
  • SAL
  • OCS
  • EMS

を選ぶことができ、非常に便利です。特に「SAL便」を選ぶと、「5kg以下」の荷物であれば「SAL便の印刷物扱い」として発送してもらえるのが嬉しいポイントです。

「honto」では、荷物の重さが5キロを超える場合には、2個口に分けて発送してくれる配慮をしてくれるので、とてもありがたく感じています。こちらが重さをいちいち気にして注文する必要がなく、結果として安く配送できるので助かります。

さらに「honto」では、梱包が非常に丁寧で頑丈です。
毎回、書籍が「無傷のまま」届くため、その丁寧さに感動して「bk1」の時代にはお礼のメールを送ったほどです。

また、「honto」では、「bk1」の時代から続く「1万円以上の注文でのキャンペーン」も引き継がれています。よく書籍を購入する方には「1,000円分のポイント」がもらえるキャンペーンがおすすめです。このポイントは海外発送時の送料にも利用できます。

私は、ポイントを貯めておき、帰省が決まったタイミングでそのポイントを使って書籍を購入し、実家に送っておきます。そして帰国時にスーツケースに入れて持ち帰ったりしています。

ただし、船便やSAL便には追跡保障がありません。SAL便を使うたび、荷物が無事届くまで気にしていますが、これまで「honto」の注文で紛失になったことは一度もありません。SAL便は通常2週間ほどで届きます。

(追記:残念ながらhontoによる実際の書籍の通販は、2024年3月末で終了しています。現在のhontoはデジタル書籍(電子書籍)のみを直接販売、通常の書籍の発送は外部サイトから行われているようです)

ハイブリッド型総合書店 「honto」

アマゾンでも購入できますが・・・

アマゾンでも日本の書籍を購入できますが、個人的にあまり良い経験がないので本当に必要なときしか利用していません。

アマゾンでは、荷物1件につき3,000〜4,000円程度の手数料(2012年当時)がかかり、さらに書籍1冊ごとに200円前後の追加手数料も発生します(追記:2025年現在では手数料はもっと低く設定されています)。良い点としては、配送が非常に早いことです。数年前に注文した際は、わずか3日で届いたのでびっくりしました。

「次もアマゾンで!」と注文したものの、その後の梱包の雑さに衝撃を受けました。

子どもの絵本を含めた書籍20〜40冊の注文を3回ほど行い、それぞれがあまり丈夫とはいえない箱に、本が無造作に重ねられていたのです。
あの茶色いクラフトペーパーが1〜2枚、クッション代わりに丸めて入っているだけで箱の中はスカスカ。箱を動かせば中身はガッタガタです。もし箱を落としたり投げられたりすれば、確実に穴が開いていたと思います。

この点についてアマゾンに苦情を送ったところ、「破損している本は取り替えます」との返答でした。対応としては当然でしょうけど、最初から梱包がしっかりしていれば問題が起こる確率もそれだけ減るはずです。

海外に送られる荷物は搬送中にあちこちで投げられることがあります。「お客様の荷物を丁寧に扱う」のは日本くらいです。問題が起こってから対処するよりも、最初からある程度は丁寧に梱包しておいたほうが手間も費用もかからないのではないでしょうか。

そのようないきさつからアマゾンの利用は控えています。大企業のアマゾンにとっては「中身が破損したら取り替える」という方が安くつくのかもしれませんが。

追記(2019年)

その後、再度アマゾンで注文した際も、梱包の状態は変わっていませんでした。

箱を開けると、クッション材が上部にのみ入っており、その下に書籍が無造作に重なっていました。領収書は書籍の間に無造作に挟まれており・・・笑。箱の中にスペースがありすぎるのが一目瞭然です。

おわりに・・・

イギリスの書店「Foyles」や「Waterstones」にある日本関連の書籍は、「日本語を学びたい人向け」の内容だったり、日本書籍が翻訳されたものなどが多い印象です。

また、日本食材を扱う店舗でも一部の日本書籍が販売されていますが、欲しい本が必ずしも見つかるとは限りません。そのため、新刊を含めた幅広いラインナップから選びたい場合は、日本からの取り寄せが最適です。現在では電子書籍という手もありますしね。

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