「Dragon’s Egg(ドラゴンの卵)」というバスボム(Bath Bomb)に子供が大喜びしています。我が家ではここ数年「Lush」のバスボムで入浴タイムを楽しんでいます。
Lushはイギリスのナチュラルコスメブランドで、バスボム(bath bomb)はその代表的な製品の一つです。
バスボム「bath bomb」
バスボムは、英語では「bath bomb」。
「bomb」は「爆弾」という意味で、丸い形をしていることが多いためそう呼ばれるからか、また、お風呂に入れるとシュワシュワと勢いよく発泡することから、というのが名称の由来なのかもしれません。
主成分は重曹(炭酸水素ナトリウム)とクエン酸で、これらが水と反応して二酸化炭素を生成し、泡を発生させます。ラベンダーやローズなどのエッセンシャルオイル、安全な着色料、ハーブや花びらなどが加えられ、製品ごとに多様な香りや視覚的な効果で入浴を豊かにします。この泡は二酸化炭素・・・日本にも、似たような入浴剤がありますよね?
一つが約4ポンド(500~700円程度)するため、月に4~5回程度の使用にとどめています。(追記:2025年では「Dragon’s Egg(ドラゴンの卵)」は英国で4.95ポンド、1ポンド約180円で約900円です)
Dragon’s Egg(ドラゴンの卵)
最近の子供たちのお気に入りの「Dragon’s Egg(ドラゴンの卵)」。

外見は白地にカラフルなまだら模様で、可愛いドラゴンが生まれてきそうな雰囲気です。「ドラゴンの卵」と、ドラマチックなネーミングですが、名前の通り、壮大なパフォーマンスを見せてくれます。
お湯に入れると、一般的なバスボムのように勢いよく発泡しはじめます。

しばらくすると、内部の黄色い部分がお湯の中にゆるやかな線を描きながら広がります。まるでドラゴンが火でも吐いているかのようです。

バスボムは次第に小さくなり、あちこちにボコボコと穴が空いていきます。そのボコボコ具合がドラゴンが孵化したあとの残骸のようなものを彷彿とさせます(見たことはありませんが笑)。
さらに中心部に潜んでいた金色のグリッターが幻想的に光りながら広がります。

「ドラゴン」といえど、柑橘系(ベルガモットやレモンオイル)の香りがさわやかに浴室に広がります。
キラキラしたお湯につかって子供はウキウキです。湯上りのお肌はしっとりとし、いい香りに包まれて気持ちよく眠れます。
Avobath(アボバス)
これは私のお気に入りのバスボム「Avobath(アボバス)」。

ドラゴンのような劇的なパフォーマンスはありませんが、爽やかな香りで湯上りに肌がしっとりするところが気に入っています。
「Avo(アボ)」という名前の通り、アボカド系です。
Lushのブランド背景
Lushは1995年に「Cosmetics To Go」から現在の名称に変更されました。新鮮な野菜や果物、エッセンシャルオイルを使用し、合成成分は最小限に抑えているとのこと。
一部の成分はオーガニック認証を取得していますが、全製品がオーガニックというわけではありません。動物実験を行わず、動物由来成分の使用も極力避け(ヴィーガン製品も多数)、製品テストは人間のボランティアで行われています。
おわりに
Lushのお店からはいつもいい香りが漂い、その香りは数メートル先を歩いていても分かるほど。
私があまりに気に入っているので、母の日や誕生日などに子供たちがよくLushの製品をプレゼントしてくれます。パッケージや梱包材もいい香りがします笑。
ちょっとした贈り物をしたいときにも、Lushはパッケージが可愛いので喜ばれることが多いです。店舗で無料でもらえるおしゃれな雑誌も読んでいて楽しいです。
イギリスの主要都市にはたいていLushの店舗があり、また、日本国内には約100店舗ほど(2025年時点)があるそうです。
帰省したとき、近所のイオンで「あ、この香りは?」と匂いをたどったらLushでした笑。イギリスの店舗と同様、店員さんがデモンストレーションをしていました。私の母はLushに陳列された商品を見て、「香りが強すぎる」「色がすごすぎる」「(バスボムを見て)なにこれ?」と驚いていました。日本では好みが分かれるかもしれませんね。