「金額を間違えた!」
「この小切手、必要なくなった!」
と、不要になった小切手をポイポイ捨てていませんか?
もちろん捨ててもかまわないのですが、少し気をつけておきたいことがあるのです・・・。
(注:これはイギリスで小切手を書くときについての話です)
書き損じ・不要になった小切手の行き先
記入途中で失敗した小切手や、切ったけれど不要になった小切手はシュレッダーにかけたり細かく破ってから捨てたほうがいいです。
ただし、キャンセルした小切手の枚数が増えると、銀行から新しい小切手帳が送られてこなくなることがあります。
「小切手を無駄にするな!」という銀行からのお仕置きではありません笑。
これは「捨てている小切手=未使用」とみなされて「まだ小切手が残っているから新しいものを送らなくて大丈夫」と銀行に判断されてしまうからです。
そのため、キャンセルした小切手がある程度たまったら銀行に連絡しておくことをおすすめします。
銀行の窓口でキャンセルした小切手の番号を伝えるか、番号をリストアップして署名した手紙を送れば処理してくれます。
古い小切手帳はしばらくとっておいた方がいいかも
今はカードやネット送金が主流なので小切手を振り出す機会は減りました。それでも、たまに小切手が必要になることもあります。
小切手をどんどん切っていくと、当然、残りが少なくなっていきます。残り4、5ページ目あたりを使って、それらが銀行で処理されると新しい小切手帳が自動で送られる仕組みです。
ですが、数年前に小切手帳が残り1枚なのにもかかわらず新しいものが一向に届かず「支払いができない!」と焦ったことがあります。そこで銀行に連絡して何が起こっているのか問い合わせてみました。
調べてもらうと、私の小切手の使用状況から、
「まだ換金されていない小切手がたくさんあるため新しい小切手帳は発送されません」
とのこと。
ここでいう「換金されていない小切手」とは、「キャンセルしたり、私が書き損じてビリビリに破って捨てた小切手」でした。
小切手は手書きなので書き損じることもあります。
でも「たくさん」って、どれだけ書き間違えたのか・・・笑。
銀行からしてみれば「使っていないんだから送る必要がない」という判断なのです。
そういうことなら、と昔の小切手帳を全部引っ張り出してキャンセルした部分をざっと書き出しリストにしました(長いリストでした笑)。そのリストに署名をして銀行に郵送すると、数日後、新しい小切手帳が送られてきました。
おわりに
この件で学んだことは、
・破棄した小切手番号がたくさんあるなら銀行に連絡すること
・使い終わった小切手帳はしばらく取っておくこと
です。
ただし、小切手を使う機会も減っているので「そういうこともありました」ということです。